地方の理系大学生が書くブログ

自身を圧倒的なマイノリティと捉える地方の理系大学生による日々の考察。

学部時代でのGPAについて

学部時代のGPAが重要かどうかは、結局のところあなたが何を目標にしているかによる。以下に挙げたうち、一つでも達成したいことがあれば、学部1年次のうちから高いGPAを獲得するために努力をすることが望まれるだろう。

①海外の大学院へ出願する場合

・私は出願したことがないので何とも言えないが、アメリカなど海外大学院に出願する際学部時代のGPAが大事だとは良く言われる。大学院でのGPAより学部でのGPAを気に掛ける傾向にあるらしく、そうすることで基礎学力を測るらしい。PhD過程であれば3.5以上あった方がいいとか、3.0~3.5でも可能性はあるなどいろいろなことが噂レベルでささやかれているが、その信ぴょう性は謎。海外の大学院入試が、研究の結果であるとかGPAを含めた総合評価であること、海外に留学する日本人がそれほど多くなく情報源が乏しいことなどが現状だと思われるけれども、直接先輩に話を聞くとか、大学や教授に問い合わせるとかすればより正確な情報が得れそうな気はする。

奨学金の獲得を狙う場合

奨学金に応募する条件として、「GPAが何点以上であること」と明記している場合さえある。具体的にはいくらくらいか?奨学金を得るために国内外の多くのリソースを見てきた私の経験に基づけば3.2以上というものが日米では多かった。ただし、日本はGPAを重視しないことも多く、壊滅的なGPAでもプレゼン能力がうまいなど、総合評価によって大学規模での奨学金に受かっている人もいることを付け加えたい。

③海外のインターンシップに応募する場合

・私が調べた中ではGPA3.0以上とか、応募条件として含まれていることもあった。

 

Discussion: GPAを上げるためにはどうすべきか?

正直なところ、私は今までのところ学部時代のGPAを保つことに多少失敗してしまった。残りの卒業までの期間はベストを尽くすつもりではあるけれども、自身の反省・戒めとともに、GPAを上げるにはどうすべきか考察をしてみたい。

①教授の人格や採点基準を気にする

差別する気はないが、人格の異常な教授、精神の不安定な教授の授業は極力避けたほうが良い。採点が異常に厳しかったり、気分次第でD評価をつけられることもある。

②先輩の言うことを必ずしも信用してはいけない。

あの先生は必ずAをくれるから大丈夫だよ!と言われて取った4単位分の授業でDを取った。安易に先輩を信じた私の敗北である。

③自身の体調管理を徹底すること

体調、メンタルの状態は成績に直に影響する。余裕を持とう。

④家に帰ったら必ず習ったことの復習をすること

復習は本当に大事で、直前期にしか勉強しないと成績が不安定になりがち。

⑤教科書をちゃんと読んでスライドにもちゃんと目を通す。

どちらか一方だけとかすると、知識が体系化されなかったように思う。

⑥GPAを上げるために掛かるコストを惜しまない。

中途半端にやると中途半端な成績になりがち。

⑦教授と積極的にコミュニケーションを取ること。

テストを作るのも、採点するのも教授であることは必須。

⑧A評価が取りやすい授業を取る

いくら頑張っても最高でBかCしか取れない授業は存在する。これは教授の無駄なプライドなのだが、地方大学には多いような気がする。先生によっては事前に連絡すれば去年の成績分布などを教えてくれたりするので、過去の受講者に聞くとともにおすすめ。

⑨D評価の授業を取り直す/ 簡単な授業を多く受ける。

D評価を取った授業を再履修できる可能性がある。また、簡単な授業を多く受けてAを多くとればGPAを上げることはできる(が、これらの方法は手間がかかることは言うまでもない。)

⑩履修解除も念頭に入れる。

履修解除は逃げではなく戦略。何かこの授業はおかしい!(教授の人格か?授業が難しすぎるか?)と直感的に感じれば撤退するのもまた一手。

 

以上が私が考えるGPAを上げるための戦略である。ほかにもあると思うけども、私は残りの期間GPAを上げることに専念したい。もしこのブログを読んでくれて、私と一緒に頑張ってくれる方や、コメントなどあれば歓迎いたします。